せんべいアラカルト

せんべいの分類

米菓とはお米から作ったお菓子の総称。原料により製造工程が異なり特徴も違い、もち米を原料とする米菓を「あられ」「おかき」といい、うるち米を原料とする米菓を「おせんべい」といいます。


せんべいの豆知識

意外と消化の良いせんべい

歯ごたえのあるせんべいですが、実は消化吸収がとても良いのです^^硬い「おせんべい」を良くかむことで、唾液の分泌が良くなるので、消化吸収を助け、おなかに優しいお菓子です。
また、唾液の分泌を促すだけでなく、あごの筋肉を働かせるため、その刺激で頭の生理作用も活発化して、老化を防ぐ効果も期待できます。咀嚼により歯を丈夫にする働きもあります。

あられ・おせんべいは健康に必要な大切な要素をたくさん含んでいる。

たんぱく質・炭水化物や脂質(エネルギー源)・カルシウムやナトリウム(ミネラル成分)・ビタミンB1・B2なども含まれています。ケーキ・クッキーなどと比べてカロリーや脂質が少ないので、ダイエット中でもお勧めです。
また、一般的な大きさのおせんべい1枚(約10g)に含まれる塩分は0.17?0.2g程度で、1日に必要な塩分(10g以内)摂取量から考えると適当量が含まれていると言えます。

新潟には米菓会社が多い。

新潟は、せんべいの原料となるおいしいお米がたくさんとれる土地柄で、豊富な水や風土がお米作りに適しているため、新潟県では経済面でのサポートなどを推進し、米菓産業の技術開発に力を入れてきました。新潟県での米菓の出荷額は全国の半数以上を占めていますので、米菓王国として全国的にもよく知られているのです。

柿の種新潟県の長岡市が発祥地!

長岡市のある煎餅屋さんのご主人が、ある日、あられ用の金型をうっかり踏み潰してしまいましたが、直すことも、新しい金型を用意することもできなかったので、しかたなく潰れた金型をそのまま使い、出来上がった「あられ」を売ってみたところ、他のお店の主人から形が柿の種に似ていると言われ、それにヒントを得て「柿の種」が誕生!
これが大評判となり、全国に広がって、現在に至ります^^
ちなみに、最初に柿の種にピーナッツを入れたのも新潟に本社がある某大手米菓会社だそうです。

関東と関西のせんべいの違い

関西系では小麦粉を焼いた瓦せんべい等少し甘い物をせんべいと言い、間東系では草加煎餅のような餅焼を言います。関東で言うところの「あられ」は関西では「おかき」と呼ぶことが多いようです。

おやつでない"せんべい"?

青森・八戸では「せんべい汁」が郷土食。お店にはせんべい汁用の"せんべい"が並んでいます。せんべいが保存食として北国の体を温める1品となって受け継がれてきたおいしい1品です!

外国にもせんべいのようなお菓子があります

マレーシアにもせんべいのようなお菓子があります。日本のせんべいの原材料といえば"米"ですが、マレーシアでは"魚のすり身の加工品(日本のかまぼこのような物)"を薄く切り乾燥させ油で揚げて作ります。日本の揚げせんべいのようになり、マレーシア人はこれに甘辛チリソースをつけておやつに食べます。また中国には 「山東煎餅(クレープのようなもの)」「天津煎餅(水で溶いた緑豆の粉、粟の粉、または小麦粉と卵を鉄板に広げて焼いた、一銭洋食に似た軽食の一種)」があり、煎餅(ジエンピン)と呼ばれ親しまれています。


保存方法

袋ごと冷蔵庫に入れちゃう!これが一番手軽で良いようデス^^湿気て余り時間が経っていないようであれば、レンジでチンしても応急処置にはなるようですが、一度湿気てしまうと風味は落ちるようなので、開封したら冷蔵庫へ・・・がベストb(^^)


せんべいの作り方

お米を精米し、色や形、ゴミが入っていないかを細かくチェック!→ よく水洗いしたあと、たっぷりの水に付け置きします。→細かく砕いて粉状にする。→そのお米の粉を機械を使って蒸し、練っていきます。→よく練って出来上がった生地の粗熱がとれるまで水で冷やし、冷めたらローラーで生地をうすくのばしていきます。→生地の型抜きし、それを乾燥させます。→完全に水分が抜けたら、生地を1枚ずつ網のうえにのせて丁寧に焼きます。→こんがりと焼き上がったら、煎餅に味付けをします。→最後にもう一度乾燥させ、せんべいの出来上がり!→最後は、堅さ・歯ざわり、水分などのバランスをチェックして袋詰めしてできあがり~♪

せんべい食べるせんべい小町
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